夜明日和

登る朝日を待ちわびて…

　まだ薄暗い頃合いから走り出す。そして、何を思うことなく朝を待つ。徐々に明るくなってきた頃より東へ目を向ける。朝が好きなのだ。理由をなくして「朝だぁ！」と気が弾めば、なぜだか知らないけれど元気になる。この一瞬の為に早朝よりベッドを抜け出す。

早起きは三文の徳。

　早起きをすると少し良いことがあるよ！というような意味合いに思うけれど、この一瞬を目にしたならば、それだけで良いことに思え、その清々しさたる心地よさは、少しの良いことなんかではなく、その日いちにちの活力を与えてくれる程のパワーを貰える。

　しかも、その時間に起きては、既に走っている自分がなんか格好いい！そんな風に思うことにより更に心地が良く、この段階で既に今日という一日が良い日となる。まぁ自己満足であろうも、この自己満足というやつが個人的に大事なのであろうと考える。他人から褒められたならば嬉しくも、そのような場面はそう容易く巡りはしない。よって、自らを鼓舞するべく、そのような振る舞いが欠かせないように思う。

　そんな本日、お陰様を持ちまして、良い日となりました…♪