小春日和

　本当ならば練習会の日でしたが、まん延防止措置により中止としました。実際のところ、蜜ということも無く、また、マスクの着用をしたならば、僅かな人数が一緒に走っても…とは思います。ましてや、風が吹く屋外のことですから…

　しかし、直接の起因とはならずも、誰かが濃厚だのとなった場合、途端に要因のひとつに加えられてしまうという現実が内在します。よって、これは避けたく、また、市内での活動は小中学校を含めて中止されている実情からすれば致し方のないことだと考えます。

　そんな中、個々に走ってみたならば、目につくのがマスクの非着用です。もちろん先に申し上げたように密にはならず、屋外であって、風とて拭きます。しかし、防止措置の状況下ですから、相応のすべき対処はされたく、大人という立場にあっての自覚がほしいところです。

　いつもの時間に走りました。思うところは複雑なれども、こうして走るに気持ちが良いものです。走れる足があるということが貴重に思えます。気持ちを持ったにしても、相応の脚力がなければ故障しますし、至っては怪我にもなります。よって、運動をと思ったからと言って即座に出来ることではないのです。その為、初動があったにしても継続ならない状況を見聞きすることになるのだと思います。

　目的は様々なれど、そこに至るまでの目標が大事に思え、都度の目標を達することで目的に近づき達したならば、また新たな目的を…という展開だと思いますが、最終的な目的の多くは健康の維持に思え、それは身体のことのみならず、精神面での状態が強く影響します。心身ともに健康であるべく、私たちの共に行う活動がその動機付けの手助けになったならば幸甚です。